私たちの歯は固い物でもしっかりと噛めるように、歯根というもので支えられています。この歯根が虫歯や歯周病あるいは事故などで失われてしまった時、歯根の代わりにネジを顎の骨に埋め込み、歯根の機能を回復するのがインプラント治療です。インプラントで使用されるネジは、金属アレルギーを避け生体組織に適合するように、純チタンでできています。

インプラント機器

インプラント専門医

衛生面

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歯根と歯が失われてしまった場合、健康な歯の間に橋を架けるように人工歯を装着するブリッジと呼ばれる治療が広く用いられています。ところがブリッジは橋を渡す健康歯を削る必要がある上、装着後は健康歯に負担がかかります。また、橋の部分の人工歯と歯茎の間に食物残滓が付着しやすく、歯周病の原因になることもあります。これらの問題はブリッジで補われる歯の本数が多いほど大きくなり、失った歯の数が多いとブリッジという治療法自身が使えなくなる場合もあります。
顎の骨にチタンのネジを装着するので、ある程度は顎の骨がしっかりしていることが必要です。また、歯茎の状態が歯周病などで非常に悪化している場合も適用できないことがあります。この他、糖尿病などで傷の治りが遅くなるような方は、インプラント治療が無理なことがあります。いずれにせよ、インプラント治療の適合性の判断は専門医の十分な診察が必要です。
インプラント治療は施術の内容が一般の歯科治療とは相当異なるため、術式の訓練を受けた、専門歯科医師によって行われます。また、インプラント治療への適合性の判断も十分な経験を持つ専門医が行う必要があります。
インプラントのネジを埋め込む施術自身は1-2時間程度ですが、装着されたチタンのネジが顎の骨にしっかりと固着されるのに、概ね2-4ヶ月くらいの期間が必要です。この期間は仮歯を入れておきます。約6ヶ月でネジがしっかりと固着されると、ネジを人工歯根として、その上に人工歯を固定します。
インプラント治療では、チタン・ネジを顎の骨にねじ込むため、一般の歯科治療というより外科手術同様に厳重に滅菌された器具、環境で行われます。麻酔を施すので施術に痛みは伴いませんが、麻酔は通常の抜歯と同様のものですから、一般の歯科治療での麻酔に障害がなければインプラント施術でも問題ありません。食事は手術の後も差し支えは特にありません。
当院の場合ネジの装着と人工歯を合わせて、概ね1本あたり40万円です。人工歯は一般の物と異なり、インプラントでは専用のものが用いられます。このため当院ではインプラント用の人工歯では国内でもっとも実績の多い技工所に制作を依頼しています。
インプラントで装着された人工歯根、人工歯も歯周病で歯茎や顎の骨が劣化すると、自然歯と同じように、抜けてしまう可能性があります。インプラント治療の後は、十分に歯磨きを励行することが大切です。また、定期的に専門医にメンテナンスのための診察を受けることをお勧めします。
診断と治療計画の作成
インプラント治療のご説明を行い、歯茎や歯の状態を診察します。その結果を基に体質などをも含め、インプラント治療の適合性を判断し、治療計画を作成します。
インプラント手術
チタン製のネジを人工歯根として顎の骨に埋め込みます。
手術はベテランのインプラント専門歯科医が行います。
局所麻酔を行いますが、痛み自身は抜歯などと比較して大きくはありません。
手術はベテランのインプラント専門歯科医が行います。
局所麻酔を行いますが、痛み自身は抜歯などと比較して大きくはありません。
骨に固着される
術後2-4月程度で、インプラントのネジが骨に固着されます。固着までは仮歯を装着します。
歯の装着
インプラントで形成された人工歯根に歯を装着します。
